銀河英雄伝説 黎明編

 簡単に独書感想のみ。

田中芳樹:銀河英雄伝説 黎明編
会社で「アルスラーン戦記って面白い?」って話をしていたら、銀英伝の方を勧められたので読んでみました。田中芳樹めちゃめちゃ有名なのに、これが初読み。
感想は、評判通り面白い!! 最初のアスターテ会戦の時点でかなり惹きつけられました。小説の戦闘シーンって面白いと思えなかったのですが(マンガもあんまり惹かれないな)、これは戦闘シーンがとっても熱い。むしろそこが魅力。そこが中心。
CATSと同じぐらい古い作品なのに、ちっともそれを感じさせないです。SFや軍物をあまり読まない私でもとてもよく判る文章です。
十二国記が好きな人ならお勧めってネットで見たことあるのですが(アルスラーン戦記の方だったかも)とっても納得。舞台歴史、設定がかなりしっかりしています。文章もゆらぎないくらいしっかり。
ただ、たまに気障な文章が出てくるのですが、菊地秀行さんもそう感じたことがあるので、SFの男性作家に共通するのだろうか? ってちょっと思いました。
キャラクターは、対照的な二人が主人公で、最後どうなるのかちっとも予測できない。まだ黎明だし!
個人的にはヤンの方が好きです。出世しているのに不憫。でも周りからすれば「こっちが望んでも手に入らないものを、簡単に手に入れやがって!」な子だよなぁ。人望あるけれど。


最後に、ユリアンが「自分がヤンと同い年になったとき、同じぐらいの実力があるかな? ないな」って思うシーンがあるのですが、自分にも当てはまるのがツライ。これ書いているときの田中芳樹20代後半~30代前半て。桜庭一樹も宮木あや子も他の好きな作家さんたちも、30代前半なのにしっかりした文章とか構成とか書いている人たくさんいるんだよなぁ。
私は本当に危機感をもって勉強をした方がいいと思う。体重にも(ぁーっ!)

あと銀英伝で時代を感じさせたのが、手書きを吐き出す機械。いまだったら絶対電子メールだなと。エヴァのときもコードレス公衆電話に驚いた記憶があります。あとカセット。シンジ君iPod使いなよ!!
時代が流れるのは早いなって思います。
私の子供の世代になったら、テレビは3Dが当たり前になるのでしょうか。おばあちゃんの世代はモノクロだったんだよと伝えると「なにそれ?」と言われるのでしょうか。ファミコンのカセットは息を吹きかけるとつながりやすいとか伝えると、あごが外れるのでしょうか。未来の子供、殴りたい。
そんな私はソノラマシートに驚愕しました。
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